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FWD(舗装構造評価装置)

 FWDは、フォーリング・ウェイト・デフレクトメータ(Falling Weight Deflectometer)の頭文字をとったもので、路面に錘を落としたときに舗装表面に生じるたわみ量を、複数点で同時に測定する装置です。複数点で同時にたわみ量を測定するため、路面のたわみ形状が得られます。測定は、非破壊で舗装を傷つけることがなく、一箇所毎に2~3分と短時間で可能です。
 測定したたわみ形状や大きさは、舗装の各層の構造的な強弱により変わります。
 そこで、測定結果を解析することにより、舗装各層の強度や路床の支持力などを推定することができ、舗装の健全度が判定できます。

● 非破壊で舗装の健全度を評価することができます。
● 数値解析による詳細な検討をすることで、客観的な補
  修断面の設計が行えます。
● コンクリート舗装の目地部の健全度評価が行えます。
● 従来のたわみ量測定に比べて、短時間に測定すること
  ができます。

● 既設舗装の構造評価
● 舗装各層の弾性係数の推定
  (試験結果を数値解析することにより)
● コンクリート舗装の目地部の荷重伝達能力の評価
● アスファルト舗装の疲労破壊輪数の評価



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