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インターロッキングブロック舗装

舗装用コンクリ-トブロックを路盤または、アスファルト基盤上に敷設し、耐久性、安全性、快適性および景観性に優れた舗装です。

改質アスファルト混合物

ストレートアスファルトにゴムや熱可塑性エラストマーを改質剤として添加したもの、あるいはブローイングなどの改質操作をくわえた改質アスファルトを用いた混合物です。

開粒度アスファルト混合物

おこし状になった粒度の粗い舗装です。一般の密粒度アスファルト混合物に比べすべり抵抗性に優れ、また透水性があることが特徴です。

型枠式カラー舗装

床面や壁面に目地模様を打ち抜いた特殊型枠を貼り付けし、特殊カラー骨材を調合した塗材を塗り込むことによりタイル模様をつける工法です。

ガラス入りアスファルト舗装

ガラスの持つ光を反射する性質を利用して、路面の視認性を向上させる舗装です。

クラック抑制シート

オーバーレイ工事などで、既設舗装にクラックが残存する場合のリフレクションクラック発生抑制を目的として、既設舗装面に敷設して用いるシートです。

グースアスファルト混合物

高温時の流動性を利用して流し込み、一般にローラ転圧を行わない加熱混合物で、不透水性で防水効果が大きくたわみ追従性に優れているため、鋼床版舗装などの橋面舗装に用いられます。

グルービング工法

舗装路面に溝を設けて、排水を良くすることにより、ハイドロプレーニング現象の発生を防ぎ、路面のすべり抵抗性を高め、路面の安全特性を向上させる工法です。

鋼床版補強用SFRC舗装

鋼床版と鋼繊維補強コンクリート(SFRC)とを 接着剤等によって一体化させ、鋼床版の剛性向上をはかる舗装工法です。

骨材露出工法

コンクリート舗装の表面の骨材を露出させる表面処理工法です。一般的なコンクリート舗装に比べ、すべり抵抗性が確保でき、小粒径粗骨材を使用することにより騒音低減効果が期待できます。

コンポジット舗装

表層または表・基層にアスファルト混合物を用い、その直下の層に普通コンクリート、連続鉄筋コンクリート、転圧コンクリート等の剛性の高い版を用いた舗装です。この舗装はコンクリート舗装のもつ構造的な耐久性とアスファルト舗装のもつ良好な走行性と維持修繕の容易さを併せもつ舗装です。

ゴムチップウレタン舗装

ゴムチップをウレタン樹脂バインダで結合させた混合物を、アスファルト舗装やコンクリート舗装の基盤上に、表層材として敷きならし仕上げる弾性舗装です。

ゴムブロック舗装

ゴムブロックを使用した弾性舗装であり、透水機能を有することから水たまりができにくく、歩行者が安心して歩行できる舗装です。現場施工のゴムチップ舗装に比べ施工性が良く品質管理が容易になります。

砕石マスチックアスファルト舗装

アスファルトモルタルで粗骨材間隔を充填した、不連続粒度のアスファルト混合物(Stone Matrix Asphalt =SMA)を使用した舗装です。通常のアスファルト舗装に比べ塑性変形抵抗性・摩耗抵抗性および水密性に優れています。

遮水型排水性舗装

ポーラスアスファルト舗装とポーラスアスファルト混合物層の下部の遮水機能層同時に構築する舗装です。遮水機能層により基層を雨水から保護することで、基層の剥離による舗装破損を抑制します。

車道透水性舗装

表層、基層、路盤等に透水性を有した材料を用いて、雨水を路盤以下へ浸透させる機能をもつ、車道対応の舗装です。雨水の処理方法で、雨水を路床に浸透させる構造(路床浸透型)と雨水流出を遅延させる構造(一時貯留型)に大別できます。

遮熱性舗装

舗装表面に遮熱性材料を塗布/充填した舗装です。遮熱性材料が赤外線を反射するため、一般の密粒度アスファルト舗装に比べて夏の路面温度を10℃以上低減でき、ヒートアイランド対策に有効ともいわれています。なお、排水性舗装に適用した場合には、路面温度の低減効果に加え、排水機能や騒音低減効果との両立も可能です。


床版上面増厚工法

橋梁のコンクリート床版を増厚によって補強を行う工法で、短期間で、経済的に、効果的なコンクリート床版の大規模な補強が行えます。

真空コンクリート舗装

コンクリート敷均し後、表面に真空マット等を設置して真空ポンプコンクリート面とマットの間を真空状態にし、コンクリート中の余剰水を吸い取るとともに大きな圧力で締固養生するコンクリート舗装です。

シール材注入工法

舗装のひび割れにシール材を充填して補修する工法です。ひび割れから舗装内部への雨水等の浸透を防ぎます。

樹脂モルタル舗装

エポキシ樹脂やウレタン樹脂などをバインダとして、硅砂、着色磁器質骨材、自然石、球状セラミック等を骨材としたモルタル状混合物を敷設した舗装です。主に、歩道や園路、広場の景観材料として利用されます。

常温アスファルト混合物

交通量の少ない道路の表層材やアスファルト舗装のパッチング材,埋設工事にともなう路面の復旧などに常温で使えるアスファルト混合物です。

じょく層工法

オーバーレイ等の補修工事において、既設舗装とオーバーレイ層との間に、応力の伝達を緩和する層(じょく層)を設ける工法です。このじょく層により、リフレクションクラックの発生を抑制あるいは遅延することができます。

スリップフォーム工法

コンクリートの供給、締固め、成型などの機能を兼ね備えた1台の施工機械を使用し、型枠を設置しないで同一断面の連続したコンクリート構造物やコンクリート舗装版を構築するコンクリート連続打設工法です。機械施工で施工速度が速く、省力化・工期短縮などが可能となります。

石質・磁器質タイル舗装

超高温焼成された磁器質タイルなどを使用した舗装です。天然みかげ石に限りなく近い質感を得ることも可能であり、周辺環境と調和したアメニティ豊かな景観を形成します。

耐キャタアスファルト混合物

大きな粗骨材を使用したギャップ粒度の骨材配合に低針入度のアスファルトあるいは改質アスファルトを使用したアスファルト混合物です。一般の密粒度アスファルト混合物に比べて、緻密で耐久性に富んでおり、クローラ走行路など特殊な路面に適用します。

大粒径アスファルト混合物

最大粒径が大きな粗骨材を使用し良好な骨材のかみ合わせを有するアスファルト混合物です。一般的な密粒度アスファルト混合物に比べ、塑性変形抵抗性および摩耗抵抗性に優れています。

脱色バインダ舗装

バインダに脱色バインダを使用し、天然砂利、真砂土や顔料を用いることで、自然な風合いや、鮮やかな色調を生かせるカラー舗装です。

チップシール

アスファルト乳剤と骨材を単層あるいは複層に仕上げる散布式の表面処理工法です。舗装の延命に寄与する予防的維持の一工法です。


土系舗装

天然材料の土あるいは砂等と、それらを結合させるセメント、アスファルト、石灰あるいは樹脂等を混合した層で構成された舗装です。通常のアスファルト舗装に比べ、適度な弾力性、衝撃吸収性、保水性等の機能に優れます。

低炭素(中温化)アスファルト混合物

混合物製造時に特殊添加剤を添加することで,温度を30℃程度下げて製造・施工できるタイプの加熱アスファルト混合物です。


転圧コンクリート舗装

単位水量の少ない硬練りコンクリートを、通常のアスファルト舗装と同等の機械で施工でき、通常のコンクリート舗装に比べて、簡便な施工、工期の短縮、早期の交通開放が可能です。

天然石ブロック舗装

天然石のもつ落ち着いた色調と高級感あふれる舗装で、平面が長方形、正方形、不整形の板石、あるいは立方体、直方体の小舗石を敷き並べる工法です。

凍結抑制舗装

凍結抑制舗装は、舗装に路面凍結を抑制する機能を付与し、車両の安全走行を確保するとともに、除雪効率を高めた舗装です。

透水性レジンモルタルシステム工法

透水性樹脂モルタルを排水性舗装の路面空隙に充填することで、排水性舗装の路面を強化し、機能の維持・延命をはかります。

塗布・散布式樹脂舗装

アスファルト舗装やコンクリート舗装上に樹脂を塗布あるいは散布し着色する舗装です。

道路橋床版防水工法

シート、塗膜および舗装などによって、床版への水の流入あるいは浸透を防止することで、床版の耐久性向上を図る工法です。

ニート工法

舗装路面に、接着材として樹脂系結合材料を塗布し、硬質骨材を散布、定着させたすべり止め舗装です。

ノージョイント工法

道路橋の伸縮継手を撤去し、ノージョイントにすることで、車両走行時のジョイント部の衝撃振動や騒音を低減できます。

排水性トップコート工法

ポーラスアスファルト舗装の表面に特殊な樹脂を 散布浸透させて表面部分を強化して、骨材飛散などに対する耐久性を向上させた舗装です。

ハイブリッド舗装

舗装表面の排水性舗装の機能と、舗装内部の砕石マスチックアスファルト舗装(SMA)と同等な水密性を併せもつアスファルト舗装です。

薄層アスファルト舗装

既設舗装の機能の維持、改善を目的に、舗装上に厚さ2~3cm程度の薄層でアスファルト混合物を施工する舗装です。

薄層コンクリート工法

既設コンクリート舗装を必要に応じて切削し、厚さ5cm程度の薄層コンクリートでオーバーレイする舗装です。

半たわみ性舗装

空隙率の大きな開粒度アスファルト混合物の空隙に、浸透用セメントミルクを浸透させた舗装で、耐流動性、明色性、耐油性および難燃性などの特長を有する舗装です。

F付きアスファルト混合物

摩耗抵抗性を高めるためにアスファルト混合物のアスファルト量(A)に対するフィラー(F)の混合比率(F/A)を大きくした混合物です。

フォグシール

アスファルト舗装路面にアスファルト乳剤を散布する表面処理工法です。小さなひび割れや表面の空隙を充填し、老化したアスファルト舗装の路面を若返らせます。

フォームドアスファルト舗装

加熱したアスファルトに少量の水を加えて発泡したものと加熱骨材を混合したアスファルト混合物を施工したり、あるいはプレコートチップを路面に付着させる表面処理工法です

フルデプスアスファルト舗装

路床の上のすべての層に加熱アスファルト混合物および瀝青安定処理路盤材料を用いる舗装です。

プレキャストコンクリート版舗装

あらかじめ工場で作製しておいたプレキャストコンクリート版を、路盤またはアスファルト舗装の基盤に敷設し、基盤とRC版の間隙にグラウト材を注入して仕上げるコンクリート舗装です。

保水性舗装

ポーラスアスファルト混合物の空隙に吸水・保水性を有するグラウトを注入、充填させたもので、舗装体内に保水させた水分が蒸発する際の気化熱によって、路面温度の上昇を抑制する機能を有する舗装です。一般の舗装に比べ日中で10~20度程度路面温度が低下し、ヒートアイランド対策が有効です。


ポーラスアスファルト舗装

ポーラスアスファルト混合物を表層あるいは表層・基層に用いる舗装で、排水機能・透水機能、低騒音舗装の機能を有する舗装です。

ポーラスコンクリート舗装

採石と砂および特殊混和剤を添加したセメントペーストからなるポーラスコンクリートを敷均した舗装で、排水性能や透水性能、騒音低減性能等の機能を有する舗装です。

マイクロサーフェシング工法

スラリー状の常温混合物を専用のペーバで混合し「3~10mm」の薄層で敷き均す、急速施工が可能な常温速硬性薄層アスファルト舗装です。


明色舗装

アスファルト舗装の表層部分に光線反射率の大きい明色骨材を用いた舗装です。一般の密粒度アスファルト舗装に比べて路面の明るさや、光の再帰性を向上させた舗装です。

木質系舗装

木チップや樹皮などを各種バインダと混練りした舗装で、木材の風合いと弾力性があります。一般の舗装に比べ、自然な風合いが表現できます。

融雪剤散布システム

自動で凍結防止剤を路面に散布するシステムで、走行する車輪によって凍結防止剤を拡散し路面の凍結を抑制します。凍結防止剤散布車による散布に比べ省力化が可能です。

緑化系舗装

芝生等の植物を表層、または表層の一部に用いた舗装です。透水性、保水性、通気性に優れます。

レンガ舗装

粘土を主原料として高温焼成したレンガを敷きならべた舗装です。焼物独特の色調を有し、景観性に優れています。

連続鉄筋コンクリート舗装

横収縮目地を省いて連続した鉄筋コンクリート版とする工法で、通常のコンクリート舗装に比べ、振動や騒音が低減され車両の走行性が向上します。


路床・路盤安定処理工法

構築路床や路盤の施工において、比較的性状が劣る材料に安定材を添加混合して改良する工法です。安定処理を行うことにより、強度が増加し耐久性が向上します。

路上表層再生工法

流動や摩耗によるわだち掘れなどで補修が必要となった既設アスファルト舗装の表層の加熱、かきほぐしを行い、必要に応じて新規アスファルト混合物や再生用添加剤を加えて表層を再生する工法です。

路上路盤再生工法

 既設の老朽化した舗装体を、新規舗装の強固な路盤として、現位置で再生利用するアスファルト舗装修繕・補強工法です。 

ロードヒーティングシステム

舗装体の中に発熱体を埋設し,放出する熱によって路面の凍結および降積雪を融解して道路機能を確保するシステムです


ロ-ルドアスファルト舗装

不連続粒度のロールドアスファルト混合物を敷きならした後、この上にプレコート砕石を散布・圧入して仕上げる舗装です。