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床版上面増厚工法

 床版上面増厚工法は、橋梁のコンクリート床版の補強を行う工法で、既設コンクリート床版の上面を切削しブラスト研掃をして鋼繊維補強 コンクリートを専用フィニシャで打設し、新旧コンクリートを一体化させることによってコンクリート床版を補強します。また、増厚部の強度増加と隣接部レーンとの連続性確保のため、鉄筋を設置する場合もあります。
 これにより、短期間で、経済的に、効果的なコンクリート床版の大規模な補強が行えます。

● コンクリート床版の曲げ耐力や、押し抜きせん断耐力を
  向上させます
● 超速硬鋼繊維コンクリートを使用することによって施工
  時間が短縮されます
● コンクリートフィニッシャによる機械施工なので仕上がり
  面の精度を高くできます
● 橋全体の剛性向上による活荷重たわみの減少と活荷
  重応力の低減が期待できます
● 床版自体の剛性向上による対傾構および取付部付近
  の活荷重応力の緩和が期待できます
● 床版打換え、プレキャスト床版取替工法に比べて簡単
  で経済的です

● 疲労破壊抵抗性

● 橋梁コンクリート床版の補修・補強



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