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低炭素(中温化)アスファルト混合物

 低炭素(中温化)アスファルト混合物は,アスファルトの粘度を一時的に低下させる特殊添加剤の効果によって,通常のアスファルト混合物の製造温度および施工温度を30℃程度低減させることのできる加熱アスファルト混合物です。
 低炭素(中温化)アスファルト混合物は,通常のアスファルト混合物に比べて製造時の混合温度を下げることでCO2の排出量を削減し,地球温暖化の防止に貢献します。また,低炭素(中温化)アスファルト混合物は,混合物の施工温度を低減しても,通常のアスファルト混合物と同等の品質を確保できることから、特に寒冷期における施工性を向上することができます。
 低炭素(中温化)アスファルト混合物に用いられる特殊添加剤には、発泡系、粘弾性調整系、滑剤系などがあります。

● 混合物製造時のCO2排出量を削減できます
● 熱劣化の低減による混合物品質の向上ができます
● 施工時の初期わだちの発生を抑制できます
● 寒冷期における施工性の改善にも効果的です

● CO2排出削減
● 施工性改善

● 早期交通開放を求められる交通規制工事
● 層厚施工を伴うアスファルト舗装工事
● 薄層施工,寒冷期施工,橋面舗装など,急激な混合物
  の温度低下が懸念される工事






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