HOME » 舗装技術 » 名称で選ぶ » グースアスファルト混合物

グースアスファルト混合物

 グースアスファルト混合物は、アスファルトにトリニダッドレイクアスファルトまたは熱可塑性エストラマーなどの改質材を混合したアスファルトと粗骨材、細骨材およびフィラーを配合してアスファルトプラントで混合します。
 施工は、流し込み可能な作業性(流動性)と安定性が得られるように、クッカと呼ばれる加熱混合装置を備えた車で220~260℃に加熱攪拌しながら運搬し、グースアスファルトフィニッシャか人力によって流し込みます。仕上がり厚さは、一般に3~4cmです。

● 鋼床版との接着性が高く、たわみ追従性に優れておりク
  ラックの発生が防げます
● 空隙がほとんどないため水密性が高く、防水層としての
  効果があります
● 施工時の流動性に富むため、鋼床版継手部のボルトや
  段差部など隅々まで充填できます
● 流し込み工法なので締固めが不要です

● たわみ追従性
● 防水・水密性

● 鋼床版の橋面舗装
● 埋設管などの充填材




橋梁の鋼床版舗装

クッカー車による混合物の供給

グースフィニッシャによる舗設

« クラック抑制シート | HOME | グルービング工法 »